10月になるとホームセンターでもいちごの苗が販売されますね。
家庭で育てる場合のコツをお教えします。
いちごの成長
いちごは10月頃に露地に植えた場合、冬になると休眠します。
ほとんど水も吸わずたんぽぽの様に葉は開きほとんど活動しません。
暖かくなり3月後半頃から休眠から覚め、新しい葉と花をつけ、4月に開花し、5月頃に収穫できる様になります。
定植から冬の管理
定植するときは畝を高く作って植えます。
根が張るまで1週間くらいは手で潅水します。
活着したら黒マルチを敷きます。土の乾燥を防ぎ、いちごの実ができたときに土に触れなくなります。
ランナーが出てきますが不要ですので摘み取ってください。
11月頃に花が咲きますが、露地では冬の低温でうまくいちごができないのでこの時期は摘み取って株を大きくした方がいいです。外側の古い葉は取り、7、8枚に保つと良いです。
冬の間は極端に乾燥しない様に、また凍結しないようワラ、寒冷紗等で保温してください。
春の開花後
4月になると花が咲くようになります。
寒冷紗をめくっておいて訪花昆虫に受粉させます。
気温の低い夜間は花粉が死んでしまいますのでビニールや寒冷紗をかけて保護してください。
花が咲いたら小さな蕾を摘花しておくと、次の新しい花芽が早く出てきます。
鉢植えの場合
鉢植えの場合は冬季は室内に取り込めば冬の間も結実します。
開花したら筆などで受粉させてください。
また昼間はガラス越しの太陽に当てて、夜は凍結しないようにしてください。
browncrewでは10月より苗の販売、12月から鉢植えの苗を販売しています。
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